身土不二

「土人」という言葉を投げられた人がいる。同じ日本人でありながら、酷い見下しだ。許せない。そもそも「土人」とは、未開の世界の人を揶揄した言葉でしょう。文明がないから見下す、と言うなら、ヨーロッパが世界を蹂躙した時代の発想と、なんら変わらない。遅れているのは、あなたたちでしょう。
ども、その言葉で思い出したのが「身土不二」です。体は土、つまり地球と離れてはあり得ない、という意味でしょうか。土地の産物を食べるに限る、ということでもあるようです。「そこの土地の水が合わない」というのも、同じ意味でしょうね。
自分の生まれ育った土地の空気、水、そしてそれらが育てた食べ物、つまり「命」を頂いて生きる。芋を掘ったりトウモロコシをもいだり、まさに「土着」です。そんな幸せにほど遠く、どこの誰が作ったかも解らない、しかも調理済みのものを食べる人には、理解できない滋味です。
幸い、私は友人の手で育ったコメを食べられます。野菜のおすそ分けもあります。まさに「土で生きている」と思います。「水を浄化させ命を育てる土」以上に大切なものが、あるでしょうか。そこから遠くはなれて、人は健康である、とは思えません。
水耕栽培でビルの地下でLEDでレタスを育てる、と聞いた時の違和感が、いまでも蘇ります。「時代遅れ」と笑われても、嫌です。有吉佐和子の「複合汚染」の続編が必要ですね。空港ラウンジ完全ガイド|お得なクレジットカード